石川啄木記念館

道の駅もりおか渋民の岩手山側を眺めていると、降りる道があるのに気がつきました。
石川啄木記念館だってさ!
歩いていけるもんなんだろうかと思って、街並みを眺めていると茅葺の屋根を発見。

お?あそこかな?
そんなに距離がなさそうなので、行ってみることにしました。
旧齊藤家
階段を降り切ると、最初に目に入ったのは旧齊藤家でした。

道の駅から見えていた茅葺の屋根はこの齊藤家だったようです。
2階建ての茅葺き屋根だ!!
この齊藤家は石川啄木が代用教員時代に家族で間借りしていたようです。
建てられたのは江戸時代後期。
入り口を見てみると、見学が自由にできるとのこと。
江戸時代の建物お邪魔します!
中に入ると、薪の香りに包まれます。
虫対策のために定期的に薪を燃やしているようです。
外から見ると2階建てなのですが、実際は一部2階建てになっているという感じです。
ここに啄木がいたのかぁ…齊藤さんもよく貸してくれたなぁ
中の写真は撮っていないのですが、土間が広く天井が高くてとても好きな造りです。
旧渋民尋常小学校
旧齊藤家の隣にも趣深い建物がありました。

旧渋民尋常小学校は、石川啄木の母校です。
明治前期の建物だよ!
移転と改修があったとはいえ、ここまで明治前期の建物が残っているってすごいよね!
こちらも2階建てで、中を見学する事ができます。
※2026年7月12日より2階が雨漏りのため1階のみの見学になっています。
ホームページから2階の見学再開についての情報を見る事ができます。
| 石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民族資料館 | https://www.mfca.jp/takuboku/ |
職員室や用務員室もあって、現在の学校にある部屋がすでにあることに感動しました。
びっくりしたのは生徒たちが談話するための囲炉裏があって、男女で分かれていること。
当時の男女間の関係が垣間見えるね!
広間にあるピアノは代用教員だった啄木が実際に使ったピアノで、卒業式などに弾いていたようです。
ピアノも弾けるとか多才だよね!
正規の教員免許を持たない教員のこと。
戦前の日本の制度。
石川啄木記念館
旧齊藤家と旧渋民尋常小学校を抜けたところに石川啄木記念館がありました。

盛岡市玉山歴史民族資料館も見学できるよ!
2026年6月時点では一般の入場料は450円でした。
中に入ると石川啄木の生涯が壁一面に描かれていて、年代ごとに啄木の詩集やノートなどを見る事ができます。
中央の映像が見れる空間は啄木の句が暖簾となっていて綺麗です。
なかなかの女たらしだなぁと思うんだけど、故郷や家族を思う気持ちもあってなんとも言えなくなるね。
生涯を追ってると文学に携わることを諦めない熱い思いが伝わってくるよ
順路に沿って啄木の生涯を追っていると、前だけを見てひたすら文学に向き合ってきた啄木の作品を見た後に晩年の啄木の作品を見ると心にくるものがあります。
病で床に伏せた時に思い出されるのが故郷の景色や家族であることが多いのがとても切ない。
本当に故郷を愛していたんだなぁ…26歳は若すぎる
ちなみに私が一番好きな啄木の句は
「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」
すごく思春期の感じがあって、草の香りとか空の青さも感じるのでとても好きです。
啄木が学校をサボった時の句だよ!
いろいろな不安や悩みを抱える年頃だけど、まだ夢や未来を感じるところがあるのが良いよね!
近くの道の駅
道の駅もりおか渋民
歩いて5分ぐらい。
石川啄木の生涯を知ってから、道の駅にあるそれぞれの建物の色になぞらえた啄木の句を詠むと、知らなかった時とはまた違った世界が見えてきます。
啄木が愛した岩手山、姫神山を堪能できる道の駅です。
読んでくれてありがとう!
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